お天気雑学/国家予算の中の天気予報
皆さんは天気予報が作られるのに、どのくらいの金額が必要かご存じですか?
テレビをつければ、無料で天気予報が見れるし、便利なアプリも無料で使えるってことも多いですよね~
平成31年度予算成立
本日、参議院本会議で平成31年度予算が成立。
過去最大規模の101兆円を越える金額になりました。
大きすぎて頭が混乱しますね( ゚д゚)
気象庁の予算
国土交通省の外局に当たる気象庁にも当然予算があります。
平成31年度の予算額は約608億円。
この金額は予算全体から見ると、、、
なんと約0.06%
この予算の中で、365日24時間体制の観測と予測を実施しているんですね。
ところでこの気象庁の予算は、国民1人当たりにすると、喫茶店で飲むコーヒーと同じくらい、そのため『コーヒー予算』とも呼ばれているんです。
もちろん我々国民の税金なので、無駄使いは許されませんが、先日紹介した世界気象機構のターラス事務局長の話にあった、気象による経済損失の増加に照らし合わせると、『ラーメン予算』くらいにしてもいいのでは?と思うのは私だけでしょうか。
(まぁ最近のラーメンはどこもいいお値段しますが、、、)
コストカットの波
今は何事もコストカットの時代ですが、気象庁でも各地にある地方気象台の業務を縮小し、自動観測に切り替えています。
効率面からみれば、ベターなのでしょうが、観測員が行う定時の目視観測がなくなったことにより、快晴・薄曇り・虹、などなど観測されなくなる気象現象が現れています。
『虹の観測が何の役に立つのか?』と問われたら、答えに窮しますが、
1人の気象オタクとしては寂しい限りです(´・ω・`)
1杯のコーヒーを飲みつつ、気象庁の日々の努力に、思いを馳せる午後なのでした。
ではでは(´・ω・`)ノシ