気象予報士な日々

風が語りかけます(´・ω・`)ノシ

自衛隊と天気予報

新型コロナウイルスに対応する医療従事者に感謝を伝えるため、航空自衛隊ブルーインパルスが、東京の都心上空で編隊飛行を行ったのは記憶に新しいところ。

 

災害救助などにおいても、本当に頼もしい存在ですよね。

 

さてそんな自衛隊の中にも、気象業務があるのを知っていますか?

 

きっかけは気象予報士メーリングリストで紹介された雑誌『MAMOR』

 

この雑誌は、防衛省の編集協力による、自衛隊の活動内容と、自衛官達の素顔に肉薄する専門紙で、キャッチコピーは

 

"日本唯一の防衛省オフィシャルマガジン"

 

この雑誌の7月号が、自衛隊の気象予報を特集しているということで、早速購入してみました

 

守る(MAMOR)のは君だ

雑誌を手にすると、まず驚かされるのは、その表紙ですΣ(・ω・ノ)ノ

 

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何とアッキーナ

 

"防人たちの女神"と称する巻頭グラビアでは、アイドル達のユニフォーム姿でお目見えします。

 

ちなみに、表紙でアッキーナの後ろに見える、赤い◯の正体は上空3,000mの気象観測をする気球なんだとか。

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肝心の特集では、自衛隊における気象情報の重要性や、陸海空それぞれに気になるポイントが、以下のように異なる点など詳しく書かれていて面白かったです

 

陸自:ヘリコプターの運用に影響するので、比較的低高度の気象状況

海自:一般的な気象情報の他に海水温・塩分・海流・海底地形・底質(海底を覆う物質)も観測

空自:航空機を支援するため、視程・雲底高度を観測し、ブルーインパルスの展示飛行の内容も観測結果に左右される

特集以外も面白い

特集以外にも気になる企画が盛りだくさん。

"隊員食堂"では全国の基地で提供される、自慢の逸品を紹介。

今月は青森県大湊基地の『煮干しラーメン』。

 

"マモルの婚活"のコーナーでは防衛省推薦(?)の婚活中の隊員たちのプロフィールが掲載されています。

気になった読者が編集部に手紙を送ると、隊員の方に橋渡ししてくれるんだそうです

気になるバックナンバーが続々

自衛隊と国民の距離を縮めるべく、毎月面白い企画で楽しませてくれます。

私が気になったのはこんな企画。

"危機から身を守る脱出術入門"

"伝統的お家芸自衛隊の「掃海」"

"宇宙防衛大作戦! "

 

詳しくは扶桑社のHPをご確認ください。

 

( ´・ω・`)ノシではでは