気象予報士な日々

風が語りかけます(´・ω・`)ノシ

大人が読むべき、小学生の教科書

今日は統一地方選挙当日です。
公職選挙法では、投票日当日に特定の候補や政党を応援することは禁止されています。

そのため、昨日の記事のような政治活動?はせず、今日は書籍の紹介をしたいと思います。
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本書は、スウェーデンで日本の小学校高学年にあたる子供たちが学ぶ社会科の教科書を、日本の大学生たちが読み進めるというものです。
大学生たちは、トピックスごとに、日本との違いのついて話し合いますが、大人にも難しい問いかけが多く、色んなことを考えさせられました。

日本だと臭いものには蓋という考えられ方で、子供から遠ざけそうな、親の離婚・家庭間格差・未成年者による犯罪などが、当たり前に教えているのが印象的です。

また、本書に最初に示される調査結果によると、スウェーデンでも日本でも、若者の政治への関心には大差がなく、逆に差があったのは、『個人が政府の決定に影響を与えられるか』という問いだったそうです。

ちなみに、法律についての話のなかで、『今日では、アメリカのいくつかの州を除いて、すべての民主国家で死刑が廃止されています』という記述はさすがに衝撃的でした。。。

あれっ、、、日本って民主国家じゃないの???

まぁ真偽はともかく、制度として民主主義であることと、実際に国民が主役であるということは、イコールではないのかもしれませんね。

スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む: 日本の大学生は何を感じたのか

スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む: 日本の大学生は何を感じたのか

( ´・ω・`)ノシではでは