気象予報士な日々

風が語りかけます(´・ω・`)ノシ

お天気雑学/6月1日は気象記念日

今日6月1日は気象記念日です。

でもなんで6月1日が気象記念日なのでしょうか?

実は日本初の天気予報が発表された日なんです!

気象庁の誕生日

気象記念日は、1875年(明治8年)の今日、日本初の気象台「東京気象台」が設置され、東京で気象と地震の観測が開始されたことを記念して制定されました。

東京気象台はその後、「中央気象台」→「気象庁」と名前が変わっていきます。

 

ちなみに、明後日63日には気象庁で、 144 気象記念日式典が行われる予定です。

2019-1875=144ですから、毎年行われてるんですね。

 

日本初の観測所「東京気象台」の様子がこちら

f:id:weather-geek:20190601102153j:plain

日本初の天気予報

そして9年後の1884年(明治17)のこの日には、日本で最初の天気予報が発表されたんです。

 

日本で最初の天気予報はこんな内容でした。

「全国一般風の向きは定まりなし、天気は変り易し、但し雨天勝ち」

日本全国をたった1つの文章で予報するというあいまいな予報でした。

 

日本初の天気予報発表時の天気図がこちら

 

f:id:weather-geek:20190601102213j:plain

現代では、あるのが当たり前の天気予報ですが、明治時代に東京気象台を設置するために、イギリス・フランス・イタリア・ドイツと様々な国から、人材と観測機器の調達に奔走するといった苦労があったようですね。

 

( ´・ω・`)ノシではでは